Miiverse
- Wiiのコンセプト「家族の誰もが楽しめる」に対し、Wii Uは「世界中のリビングをつなげる」としており、そのスケールの大きさに驚く。
同じ場所にいる家族はもちろん、遠くにいる人どうしでも一緒に楽しめることを目指すというのだ。 - これを可能にしたのが「Miiverse」という新しいコミュニケーションサービスである。
Miiverseは、Mii Universeからとった造語で、全世界のMiiをつなぐ場として用意されたネットワーク上のWEBサービス。
ニンテンドーネットワークIDによって管理され、プレイ中のゲームに関するコメントや手書きのイラスト、ゲームのスクリーンショットなどをWii Uゲームパッドから投稿、閲覧することができる。 - ソーシャルウインドウ
- Wii Uを起動すると、テレビ画面にさまざまなゲームアイコンが現れ、その周りをたくさんのMiiが集まってくる。
これをMiiわらわら「わらわら広場」と呼び、他のプレイヤーがどんなソフトを楽しんでいるのか、何を話題にしているのかが一目でわかるようになっている。(※写真右) - 手元の画面には、Wii Uメニューとして、ゲームソフトや内臓ソフトのアイコンが表示されているが、テレビとゲームパッドの画面はボタン一つで切り替えることが可能。
- ゲームのコメントが気になったら、手元の画面にわらわら広場を表示し、ゲームアイコンを直接タッチして確認しよう。
- また、Miiverse内にはゲームの掲示板が用意されていて、攻略に行き詰ったらそこで調べたり、質問したりできる。
テキストは、ゲームパッドの画面に表示されるソフトキーボードをタッチして入力できるほか、タッチペンを使った手書き入力と絵文字に対応。
ゲームの画像を貼り付けて、詳しく助言を求めることだってできる。
友達がいれば、ビデオチャットで直接会話して教えてもらうことも可能だ。 - ちなみにMiiverseは、すべてのWii Uソフトでゲームを終了することなく、ホームメニューからいつでも呼び出せる。
また、ゲームソフト側が対応することで、ホーム画面を経由せずにコメントを残したり、コメントを表示することも。 - 例えば、同じ場所で何度もゲームオーバーになった場合、コメントの投稿が可能になり、他のプレイヤーがその場所でゲームオーバーになると、そのコメントがシームレスに表示される仕組みだ。
- 将来的にMiiverseは、Wii Uを使っていないとき、外出先、またはニンテンドー3DS、スマートフォン、PCでも利用できるようになるという。